カンボジア栄養教育普及プロッジェクトに協力(2019年~
栄養教育の普及により子どもたちに笑顔と健康を
公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)が目指す子どもたちとその家族の適切な食習慣を通じた栄養改善の促進に協力しています。
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※写真の提供:(公財)国際開発救援財団(FIDR)
プロジェクトが挑む課題
国民の栄養状態が他国に比べて顕著に劣るカンボジアでは、2019年から2020年にかけて全国の公立小学校・中学校・高校で正式な教科となる保健科目の中で、栄養分野の指導を重視するようになりましたが、カリキュラム構築と教科書の執筆、および教員の知識・スキル強化が課題となっています。
FIDRが目指すのは
体系的な栄養教育の普及により全国の学齢期の子どもたちとその家族の適切な食習慣を通じた栄養改善を促進します。
FIDRのアプローチの特色
長年に渡り同国のプロジェクトを通して培ってきた信頼をもとに、子どもの食事摂取基準や保健教科書、栄養教育教材指導要綱などを政府と共同で作成することで、子どもの栄養不良という問題への対策が全国規模で、永続的に行われるための基盤を固めます。
プロジェクトの効果を受ける人たち
教育省及び保健省の職員
全国の公立校(小学校、中学校、高等学校)の教員及び生徒とその家族
現地で行う取り組み
食事摂取基準を完成させ、国内の関連組織による活用を促進します。また、2019年から2020年にかけて全国の公立学校で開始される保健の教科にて栄養分野の指導が正しくなされるよう、教育青年スポーツ省学校保健局とともに教科書や指導書の執筆、補助教材の開発、教員研修の支援などを行います。
1.子どもの食事摂取基準の普及のための教材製作、セミナー開催等
2.保健教科書の作成支援と教育行政の人材育成
3.子どもと保護者・家族への食事摂取基準の普及
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