季節外れの怪談?『幽霊子育飴』=みなとや幽霊子育飴本舗=
久々にみずきママです。
ただいま京都は秋の観光シーズンの最中で何処もいっぱいですが、その中の一つ「高台寺」にまつわる不思議な‘飴’のお話し。。。
紅葉の名所を周るのも良いですが、季節外れの怪談?を思い出しながら、名所から外れた観光はいかがですか?
まさに「秋の京都迷宮案内!!」
♪ちゃ・ちゃ・ちゃーん ← 2時間ドラマの予告編の音楽♪
京都には昔からお盆にご先祖の霊が迷わず冥土から戻れるように「六原珍皇寺」へ家族や子孫がお迎えに行く、「精霊迎え」という行事を各家庭で行います。(因みに、お精霊さんで迎えられた先祖の霊は五山の送り火によって冥土に送り返されます。)
このお迎えの場「六原珍皇寺」の参道あたりの、いわゆるあの世とこの世の境界とされている「六道の辻」にこの飴屋さんは存在します。
昔々、一軒の飴屋に夜な夜な壱文銭を持ってアメを買いに来る女が一人。そして七日目、女は銭なしでやって来ました。
そう、三途の川の渡し銭として棺に入れる「六道銭」を使っていたのでしょう。
人間ではないと察した店主が後をつけると、二年坂、三年坂を越え、高台寺へ。そして一つの塔婆の前で女は消えました。掘ってみると、お腹に子を宿したまま亡くなってしまった女の墓。中で子供が生まれ、母の一念でアメで赤子を育てていたのでした。
子を大切に思う母の一念・・・子を大事にする=コオダイジ=高台寺。お後がよろしいようで。。。
この子は飴屋が引き取り育て、後に高台寺のお坊さんになったとも。。。
(米朝ばなし『上方落語地図』より)
いやぁ〜、母は強し。 京都は奥深い。
ところでこの飴、名前の由来はさておき、素朴で懐かしい味わいです。京都迷宮案内のおみやげにいかが?
もちろんカスタ君のクッキー工房‘京のおともだちクッキー’ とともに。是非!!
http://www.casta-kun.com/modules/casta/index.php?content_id=20
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