加藤 道彦(かとう みちひこ)

京都型経営道 推進担当
株式会社アイ&アイ・アソシエイツ 代表取締役

「永続する経営」

植木さんとの出会いは、偶々見かけて参加したカスタくんの町家交流会からである。
少年の頃から松下幸之助さんが根っから好きであり、経営を世のため人のためという視点から発想でき行動する植木さんはとても新鮮でありました。
CSR(企業の社会的責任)=経済的責任+法的責任+倫理的責任+社会貢献責任であるといえます。企業の成長、成熟度合いに伴って、企業の社会的責任は高めていくことを期待されているというのが一般的です。
カスタネットの企業理念は、営利活動と社会貢献活動は親和性があり、常に車の両輪として同時に具現化していこうというのです。これからのCSRのあり方というより、永続する企業のあり方としての本質をついている考え方であると思います。
社会貢献室顧問には、しっかりと役割があり、私は、『京都型経営道推進担当』ということになっております。
私は、京都型経営道を『道学(人間学)×実学(科学・技術)×京都磁場(歴史・文化・愛着心)』と定義しています。これは、即ち永続する経営であり、今どきの言葉で言えば、持続可能な経営ということなのです。
株式会社カスタネットの経営をますます期待をもって見守っていきたいと思います。
(『小さな企業のCSR報告書』より)

略歴

昭和22年7月 長野県生れ
47年3月 慶應義塾大学経済学部卒業
4月 株式会社ワコール入社
創業者塚本幸一氏秘書を6年余、人事課長、総務経理部長
平成10年6月 取締役就任
総務部長、社長室長、コーポレート・コミュニケーション部門担当
16年6月 株式会社ワコールホールディングス 常勤監査役
19年6月 退任
現在
  • 中小企業経営者や若手起業家に対して、京都型経営道《道学(人間学)と実学(時代適応学)の統体経営》の実践活動
  • NPO法人芝生スクール京都〜子どもたちに芝生の校庭を〜理事
  • NPO法人京都文化企画室〜京文化を世界の人々に〜理事